SaGAMeC通信 第202012号(2020年12月01日 発信)
獣医師通信
寒さも本格的になってまいりました。
冬が近づくにつれ、飲水量が減ることで泌尿器疾患(例.膀胱炎など)の発生リスクが上がることが報告されています。
なのでこの時期は特に飲水量、排尿量のチェックを積極的に行いましょう。
気になることがありましたら、すぐにご相談下さい。
看護師通信
いよいよ年の瀬も迫り、忙しく過ごされる方も多いかと思います。
そんな中でも、フィラリア予防を忘れずにしましょう!
秋に寄生した虫が体内で薬が効く大きさに育つには時間がかかります。
なので最後の予防が肝心なのです。
また、寒さが厳しくなってきますので飼い主様ペットちゃんともに身体に気をつけて、良い新年をお迎え下さい。
この機会に是非お試し下さい。
獣医師コラム
【ダンプロン】

冬のひだまりがことのほか暖かく感じられる寒冷の候となりました。呼吸器疾患をお持ちの患者様におかれましては、咳のコントロールがより一層難しくなる季節だと思います。

そこで、今回のコラムでは当院で取り扱いしております犬猫用の解熱鎮痛・鎮咳去痰剤「ダンプロン™」をご紹介させて頂きたいと思います。

犬猫用の解熱鎮痛・鎮咳去痰剤「ダンプロン™」は4つの有効成分(ジフェンヒドラミン塩酸塩、dl-メチルエフェドリン塩酸塩、アンチピリン、無水カフェイン)を配合した複合注射製剤で解熱鎮痛・鎮咳去痰作用により呼吸器疾患の多様な臨床兆候を改善します。犬では犬伝染性気管気管支炎(通称ケンネルコフ)や気管虚脱・気管支炎などによる発咳、猫では猫かぜの臨床兆候をコントロールし生活の質を向上します。また、肺炎、気管支炎等の鎮痛にも適応となる場合があります。

使用方法としては、体重1kgあたり1回0.04~0.1mLを1日3回以内、皮下、筋肉又は静脈内に注射を行ないます。その為、基本的には入院や通院での投与が必要となりますが、適用外使用方法としてシロップに混ぜた経口投与でも効果を認める場合があるようです。呼吸器疾患でお困りの患者さまで、ダンプロンの使用のご希望が有ればご気軽に当院獣医師にご気軽にご相談頂ければと思います。

呼吸器疾患で苦しむ犬猫はもちろん、ご家族の皆様にとって新たな治療の選択肢の一つとなれば幸いです。
獣医師 小坂 由紀
トリマー通信
12月のオプションセットは選べるタイプでのご案内です!
オプションセットをお付けして頂いた方全員にハズレ無しのくじ引きをプレゼント!
ぜひ2020年最後の運試しにいかがでしょうか?!
12月末は大変混み合う為、お早目のご予約を心よりお待ちしています。
廣瀬すずちゃん
菅原キャンディちゃん
吉田ぺシュちゃん
過去の記事